カフカ巡り3 カフェ・アルコ

カフカの行きつけのカフェが「アルコ」だった。池内紀によれば「カフェ・アルコは日常に欠かせない店になった。友人ブロートと会う。新聞や新刊書を読む。手紙を書く。その辺りは多少ともいかがわしい地区であって、ひそかな愉悦にも利用できる」とある。たしかに、地方から多くの人びとが到着する駅の近くにあって、いまやアラブの人たちの蝟集する、ちょっと危ない雰囲気のある地区となっている。そして「アルコ」じたい、残っているが、もはやかつての輝きはいようだ。


チェコが社会主義国であったことを感じさせる駅舎。地方からの労働者が到着するようだ。

日本の駅よりすばらしい

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