前回、サリヴァン/スリバン先生の発音についてふれました。今回は、福岡アジア文化賞のセレモニーでのエズラ・ヴォーゲルさんの話で感じたこと。
ヴォーゲルさんはスピーチで「ハバダイ」と言いました。
え、なんのこと? 一瞬分からなかったが、それは「ハーバード大学」のことでした。
ふうん、日本語だとハーバード大学は、米語に近づくと、ハバダイ、なのか。みょうに納得しました。
また、西南学院大学の学長さん(米国出身)はヴォーゲル先生のことを「ヴォーグル」先生と紹介しました。
なるほどヴォーゲルでなく「ヴォーグル」のほうが米国での発音に近いのだな。ベーグルとかグーグルみたいだけど。
日本語だとできるだけ母音をいれるのだけど、米語だとアクセントを重視して、母音を省略するのかな。
もひとつ。今日、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)といいますが、明治時代には「ヘルン」と言われていたらしい。
さらに「オードリー・ヘップバーン」も綴りをみると「ヘボン」式ローマ字の「ヘボン」ですね。
発音は、奥深い。ううむ。


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