今週土曜日の福岡ユネスコ協会主催のシンポジウム「考える人 鶴見俊輔」に講演者として来られる加藤典洋さんの本をいろいろと読んでいるところです(後半の質疑応答の司会を、私がするので・・・)。
なかでもばつぐんに面白いのは『さようなら、ゴジラたち』(岩波書店)。ゴジラとはいったい何のメタファーなのか。ゴジラが、ハワイやオーストラリアに向かわず、何度も何度も日本にやってくるのは、なぜか。なぜ、ゴジラは、皇居をおそわないのか。ゴジラがやりのこしたことは何か。
じつに秀逸な問いかけですね。そして答えが、あっと驚くようなサプライズですね。
映画としては、とくにゴジラの第一作めが良いようです。初期のゴジラ映画、見てみたい(私がみたことがあるのは、だいぶ後になってからの、キングギドラ対ゴジラからだった・・・モスラもいたかな)。


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