フランツ・リストとワイマール
村上春樹の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読みましたが、おりしも、もうすぐノーベル文学賞の発表ですね。今年は、どうなるか。
さてこの本に触発されて、図書館からいろいろとリストのCDを借りてきて聴いています。いいですね、リスト。
「忘れられたワルツ」という曲は、むかし、ホロヴィッツのCDで聴いたことがありますが、リストには、こういうどこか遠くへふわりと連れて行ってくれるような幻想的な曲がけっこうありますね。さて、写真は、昨年、旧東ドイツのワイマールを旅したときのもの。リストはワイマールの宮廷音楽師として11年をすごしたんだそうです。ワイマール、現地ではヴァイマーと言いますが、古くはバッハが宮廷につとめ、その後、ゲーテが首相になったり、リストも来たりと、たいへんな町なんです。
村上春樹の新作『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読みました
村上春樹の新作『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読みました。
一読して「これは『ノルウェイの森』のバリエーションではないか」と思いました。
主役は高校時代の親友たち、心を病んで死んでいった友、音楽(今回はリストの巡礼の年)によってありありと蘇る過去、過去を遡って真実と対面していくシーク&ファインド、死んでいったシロと生きているクロという対照的な女性二人、何もかもが二重写しになって見えてくる。違いといえば、シロとクロとの間に「サラ」という、いわば『羊を巡る冒険』に出てくるような媒介者の女の子が、導入だけでなく、最後まで役割を果たし続けるところ,しかも謎めいた50代の男がいることだろうか。でも、こうした種まきされた問題は最後まで解決されないから、基本的な物語構造においては、大きな違いは生み出されていない。続編では、ここに入っていくのかな。さて、リストの「巡礼の年」、ラザール・ベルマンのCDを思わずアマゾンで注文してしまいました。イギリスからの輸入だと新品3枚組で1282円だ(ただしデリバリーに半月以上かかるけど。・・・なんで日本国内で買うよりヨーロッパから取り寄せるほうが安いのかなぁ)。
追伸
今年も、ノーベル文学賞、残念でしたね。そろそろかと、思っていたのですが(2013/10/11)。
フランス映画「最強のふたり」
フランス映画「最強のふたり」を観ました。フランス映画の達人の野崎歓さんが、最近のフランス映画のなかではお薦めといっていたやつです。
なかなか面白かった。全介護を必要とする富裕ではあるが自力では何もできないフランス人男性と、介護や看護のことなんか何も知らない貧しく社会の底辺の行動スタイルがしみ込んでいる移民の黒人とが関わるストーリーです。
豊かな北と貧しい南との対比、介護における専門家と素人との対比など、いろんなテーマを読み込むことが可能でしょうね。
ともあれ、生命力あふれる黒人の介護者が、専門家による医療や看護や介護の常識をめちゃくちゃにする。それがかえって要介護のフランス富裕者の生命力を、再活性化する、というストーリー。あれれ、これって、日本の介護保険や医療・看護を根底から批判している三好春樹の介護論とその論旨がそっくりではないか!
医療や看護の専門家が、けっきょく、老人の生命力を抑圧してしまう、それにたいして素人の介護職こそ、生活にもとづいて再活性化することができる、という主張。これは、三好春樹の介護学を、映画化したものではないか、などと思ってしまいました。
映画としては、そんなにすごいかなぁ、とは思ったけれど、音楽とのバランスがいいですね。
福岡ユネスコ文化セミナー2013 (2013年11月16日)
福岡ユネスコ文化セミナー2013
1.企画意図
東日本大震災後既に2年半が経過しました。3.11を経験したことにより、未来のとらえ方が大きく変わらなければならないという声は大きくあがりました。しかし、なかなかその未来像が描ききれないままに時間が経過しているのが現実です。いま、私たちは時代の大きな転換期に生きているという認識のもとに、長期的な文明史的展望により、震災後の日本の変化や将来像について討論し、新しい価値観の方向性を探ることが必要と思われます。特に九州は直接的な震災の被害がなかったため、震災による生活の見直しが実感としてあまり感じられないという実情があり、一度このような問題を深く討議する場が必要であると考えます。
戦後の日本の社会制度が経済の成長、一定した人口の増加を前提に組み立てられていたために、失われた10年あるいは20年と呼ばれる経済的不況の継続と少子高齢化による生産年齢人口の減少という現状を目の前にして、今までの社会保障制度自体が見直しを迫られています。安心して現在を生きてゆけるような未来の社会像、幸福像が描けなくなってきています。そのことを最も深刻に実感させ、また危機を加速したのが、2011年3月11日に起きた震災でした。そして、震災以後の被災地の復旧や日本の再建像の構築が遅々として進まない現実が、将来に対する不安をさらに増大させています。
経済成長を前提としたこれまでの価値観は、環境問題や発展途上国での人口増加、食料やエネルギーの確保の問題など地球規模での見直しを迫られています。近代という時代が終わりかけているという予感の中で、新しい未来像の手がかりがはっきりしないために、いつの間にか日本においては、再び経済成長を求めるという、従来の価値観の延長線上に人々の関心は向かっています。果たして、現在の先に未来はあるのか。この問題を皆さんとともに検討します。
2.テーマ
「未来に可能性はあるか?―3.11以降の社会構想―」
3.内 容
(1)日 時:2013年11月16日(土) 10:30~17:00
(2)会 場:電気ビル共創館3階カンファレンス 大会議室
(福岡市中央区渡辺通2丁目、定員180人)
(3)構 成:10:30 開会
10:40~11:50 基調講演 講師:大澤真幸氏
昼食
13:00~ シンポジウム
13:00~14:45 シンポジストによる意見発表(各人35分)
①木村草太氏(首都大学東京都市教養学部准教授)
②中島岳志氏(北海道大学公共政策大学院・法学部准教授)
③小野善康氏(大阪大学社会経済研究所教授)
15:00~16:45 討議 議長:大澤真幸氏を
16:45 大澤真幸議長による総括
17:00 閉会
アメリカ、政府閉鎖
十月に入り、いよいよアメリカでは、政府機関が閉鎖、らしい。「行政府が閉鎖」というのは、なかなかにすごい事態だ。
オバマ・ケアに反対するティーパーティーが、議会で20時間も演説しつづけたり、突出した行動をしているようだ。上院と下院が「ねじれ」になっているので、両院の結論が真逆になって、結局、何も決められなくなった、時間切れで、「Government shutdown」らしい。
さてさて、オバマケアの内容も、TVニューズで見る限り、おい、これが公的医療保険か、と、なんだか唖然とするようなプアなものであるが、ティーパーティーに煽られた共和党などは、それを改善して、より公的医療保険らしい医療保険に近づけようとするのではなく、できるだけ政府の関与を切り縮めて、「公的」医療保険らしいものから遠ざけようとしている。「公」の関与を縮小せよという議論が議会で活発に「民主的」に繰り広げられているのは圧巻というほかない。アメリカは言論の自由が保障され、議会でしっかりと議論しているのは確かなのだが(日本にはそのようなことはないからなね)、その結果でてくるのは、銃規制しかり、公的医療保険しかり、なんだか、へんてこで、間違った方向ばかりなような気がする。「民主主義のパラドクス」というやつですかね。
十月のサンマ刺身
十月のサンマ刺身
十月ですね。魚市場近くの食堂で、ひさしぶりにサンマの刺身を食べました。
じつは、私は、サンマの刺身が、大好物です。ご飯とサンマの刺身、最高だと思います。
サンマの刺身に開眼したのは北海道・小樽の食堂で、サンマの刺身というのをおそるおそる食べてからでした。
これが、うまい。
ご飯のおかずとしては、鯛などの白身魚よりも、サンマのほうが最高ではないかと思います。
ですが、原発事故のあと、サンマに罪はないが、放射能汚染が心配で、サンマから遠ざかっていました。
まだまだ(というかますます)心配な状況ではありますが、ついつい、旬のサンマが出ていて、食べてしまいました。
おいしい。安心してサンマが食べられるよう、政府や東電は全力を尽くしてほしいですね。
インフォメーション
安立清史(「超高齢社会研究所」代表、九州大学名誉教授)のホームページとブログです──新著『福祉の起原』(弦書房)が出版されました。これまで『超高齢社会の乗り越え方』、『21世紀の《想像の共同体》─ボランティアの原理 非営利の可能性』、『ボランティアと有償ボランティア』(弦書房)、『福祉NPOの社会学』(東京大学出版会)などの著書があります。「超高齢社会研究所」代表をつとめています。https://aging-society.jp/ 参照
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