「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界文化遺産に登録されましたね。富岡は私の故郷の隣町です。父親はこの町の高等学校に歩いて通っていましたし、入院した病院もここでしたから、何度も見舞いにいきましたね。さて、関東平野の北のはずれ、こういう(いってみれば辺鄙な)ところに近代化遺産があるのは不思議でもあります。私の生まれ故郷の磯部町も、一般的には温泉で有名なんですが、じつは「信越化学」というシリコン半導体の生産拠点があります。隣駅の安中駅のど真ん前には公害でも有名な「東邦亜鉛」がありますし、関東平野の北のへりに、日本の近代化を支える工場群がある(あった)、というのはなかなかに象徴的なことではないでしょうか。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFB19002_Z10C14A6000000/?dg=1


富岡製糸


 

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